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「21世紀かぶ祭りin一霞」に向けて
約350年前から焼畑農法で栽培され続けている。
夏に蒔いたたった1ミリ程度の種はその数千倍の大きさへと実った。
「焼畑あつみかぶ」の種は古くから一霞(ひとかすみ)という地区で採取された種を使用してきた。
これは、交配しやすいアブラナ科の特性から品質を守るため。山々に囲まれ、他の集落から距離が程よくあるこの場所はまさに適所。
さらに驚いたことに一霞地区の畑ではその他の花は栽培しないという徹底ぶり。
地区全体がこの「焼畑あつみかぶ」を守り育ててきた。
近年、高齢化の波はこの地区にもすべからく襲ってきているのだが、地元の有志達が懸命な努力を重ね、発展の兆しを見せている。
毎年11月上旬に開催される「21世紀かぶ祭りin一霞」はこれからの未来に向けた継承の意思の表れであろう。
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