ローマ法王もツイッターで布教活動を開始
清水 昭博さんからシェア
ローマ法王が、ツイッターで布教活動を開始されるそうです。
カトリック信仰に関する長々とした研究書で知られるローマ法王ベネディクト16世は今、140文字で言葉を広めたがっている。
85歳になるローマ法王は来週、8カ国語でツイートを始める。バチカンの当局者らが3日の記者会見で明らかにした。フォロワーは最初のツイートを待たずに、サインアップした。
バチカンによるこの発表後6時間以内には、英語用の@pontifexには14万3600のフォロワーが生じた。 ローマ法王の新たなコミュニケーション方法には明らかな目的がある。
若い世代に働きかけることだ。第3千年紀に入ったローマ教会は、年長の敬虔な信者を引きとめる伝統の維持と、若い世代を引き付ける新たな文化の受け入れの微妙なバランスをとることに努めている。
ローマ法王による最初のツイートは12日のグリニッジ標準時11時頃に予定されている。これは、法王による水曜日の一般謁見に合わせた時間だ。
バチカンのメディアアドバイザー、グレッグ・バーク氏は、法王は好きなだけ何度でもツイートすることになっていると話した。
法王が実際にそれぞれのツイートを物理的に書くわけではないが、内容については法王自身が関わるという。
「頻度についてはご注目あれ」とバーク氏。 法王のツイートは英語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、フランス語、アラビア語、ポルトガル語、ドイツ語の各言語で行われる。
最初のツイートは、ツイッターで法王に寄せられた信仰に関する質問への答えになる見通しだ。
当局者によると、質問は#askpontifexあてに先の8つの言語のうちの一つで送付できる。 ローマ法王は実際、ローマ教皇庁の新情報ポータルの開始を発表するために、これまでに一度ツイートを行ったことがあるが、それはバチカンのアカウントからだった。バチカンはフェイスブックやユーチューブといった他のソーシャルメディアも利用している。
他にツイートを利用している宗教リーダーには、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世や、英国国教会のカンタベリー大主教に就任するジャスティン・ウェルビー氏がいる。いずれも個人のアカウントを保有している。
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