東京青果の果実展望によると、12月は入荷減の価格高か?!。
今年は春先の低温で各種果樹の開花が遅れ、青森ではりんご類の開花が平年よりも2週間遅くなった。晩生の「ふじになってその影響が出てきており、12月以降もりんご類の入荷は少ないと思われる。
前年大豊作だった柿類は裏年の様相で、「富有柿」の貯蔵についても少なめとなろう。干し柿も昨年ほど多くない見込み。
表年で多いとされるみかんについては、10月の多雨で品質の乱れが心配されたが、結果として酸味が抑えられ、食べ易い仕上がりになったことが功を奏して動きはまずまずとなっている。
いちごは昨年暖冬から厳冬に急変して年末に少なくなり混乱したが、今年はクリスマス前後から年明けまで順調に入荷する見込みである。全般としては入荷減の価格高の展開が予想される。
コメント