最近、USP（Unique selling proposition）という言葉がしばしば使われる。
どういう意味でしょうか？
用語集の解説文を読んでも上手な説明がなされていない。
ところで東京青果の前社長の関矢一郎さんはスピーチがなかなか上手であった。
上手いだけではなくその場に華が備わりオーラが出るのだ。
以前、大田花きの磯村前社長の葬儀が東京・青山斎場で執り行われたがその時、関矢さんは葬儀委員長をされた。
葬儀は流れるように完璧に執り行われ参列者から「花き業界にはこうした人はいない」と賛辞を送られた。
また関矢さんは産地にもファンは多くて、たとえば鳥取果実連の会長など関矢ファンの代表で、生産者大会では必ず関矢さんご指名であった。
関矢さんの代理出席ではダメであった。
この「選ばれる理由」がまさにUSPである。
つまり日本一の青果会社の社長で、品格がありその場に華が備わるようなスピーチもできるというところだ。あなた独自のウリということになろう。
さて銘柄産地は全国にたくさんあります。
市場も全国にたくさんあります。仲卸もたくさんあります。スーパーも八百屋もたくさんあります。
そうしたなかで、あなた独自のウリは何ですか？
これからは、あなたのUSPにさらに磨きをかけていかねばなりません。
コメント