フラクトースを含む砂糖や果糖ブドウ糖液糖をできるだけ減らすことが大事

 

 

 

原 三郎さんからシェア

 

1463535_595519017151036_1867348477_n.jpg フラクトース

 

甘いと言うのは人間の味覚にとって不可欠の要素です。

加工食品には量の多少はあっても、甘味剤が使われています。砂糖がその代表でしょうね。

加工食品の成分表を見て下さい。写真下に「果糖ブドウ糖液糖」と書かれていますね。

果糖ブドウ糖液糖はコーンスターチなどのデンプンから作られます。まず、α―アミラーゼで分解してマルトース(水アメ)を作ります。続いて、グルコアミラーゼ(人間の場合はα―グルコシダーゼ)でマルトースを分解してグルコースにします。

こうして得られたグルコース溶液にグルコースイソメラーゼ(この酵素は人間にはありません)を入れておくと、グルコースの半分がフラクトースになります。これが、果糖ブドウ糖液糖です。

砂糖は甘いですね。甘みの本体は砂糖を構成しているフラクトースにあるんです。果糖ブドウ糖液糖の半分を占めるフラクトースのお蔭で、甘味剤として非常に有効なんです。

フラクトースは血液に入ると肝臓へ行き、中性脂肪の材料になります。

スイーツを食べる時、いつも太るかもしれないと言う恐怖に襲われますね。これは、あながち間違っていない恐怖です。太らないためにフラクトースを含む砂糖や果糖ブドウ糖液糖をできるだけ減らすことが大事なんです。

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