生産者は市場に出荷するだけではいけない
もっと利用法を提供しよう
プロの業務筋に人気がある築地市場に、みかんを販売させたら日本一の営業センスをもった仲卸がいます。
20年前、同社の専務が雑談中にポツリと言ったのは
鹿児島に「桜島小みかん」と言ってとても美味しいみかんがあるんだ。あれを料亭などに販売したらいけると思う。
私も桜島小みかんは取材したことがあり知っていたから、この言葉が何故か気になっていました。まだ上勝町の葉っぱビジネス「いろどり」がメジャーになる前のことです。
さて今年の5月、フェイスブックのニュースフィード上で 加太淡嶋温泉 大阪屋 ひいなの湯 赤間博斗調理長が宮崎の特産果実「へべす」を調理されている記事が流れました。これを見たときスイッチが入りました!
常日頃、赤間調理長が素材研究に熱心であることは分かっていましたので、思い切って桜島小みかんの説明資料添付で調理法の相談をしてみました。
すると赤間さんは「ぜひ、取り組んでみたい!」と快諾!
そこで産地との交渉を開始しました。最初、地元JAに販促の打診をしていましたが、なかなか進展しませんでした。
この企画を断念しかかっていた矢先、たまたまフェイスブックで桜島の隣町垂水の歯科医である重山さんがプロフィールのカバー写真に「桜島小みかん」を使用されていましたので、桜島小みかんの生産者を紹介して欲しいと相談しました。
すると、そこから重山さんの妹さんで株式会社ビューティー代表取締役・同医院事務長兼務の高橋さん、さらにNPO法人桜島ミュージアム福島理事長を紹介されました。思わぬ方向に発展しまして理想的な地域おこしのプロジェクトチームが形成されてきたように思います。
この「桜島小みかん」は鹿児島の気候・風土が育てた特産物で他所の県では真似のできないものです。だから価値があります。あの世界一大きい桜島だいこんとともにギネス登録もされているほどです。
今後ともNPO法人桜島ミュージアムとともに桜島特産物のブランディングに取り組んでいきます。どうぞご贔屓にしていただきたい。よろしくお願い申し上げます。
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ここでプロジェクトチームのご紹介をしておきます。
■料理試作
加太淡温泉 大阪屋 ひいなの湯 調理長・赤間博斗さん
■しげやま 歯科院長・重山洋一郎 さん
■株式会社ビューティーの代表取締役・兼務しげやま歯科院事務長・高橋理枝子さん
■NPO法人桜島ミュージアム理事長・福島大輔さん
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この桜島小みかんの出荷時期は12月初旬から年内いっぱい。
年明けになりますと対応できないことがあります。
何分にも特産物ですので短期間の販売となります。
5キロ 5000円(送料なし)
★ご用命の方は、「NPO法人桜島ミュージアム」(リンクしてます)へお願いします。
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ご存知の方結構いらっしゃいますね
皆さん口を揃えて「小粒ですが甘くて美味しい」「この、小粒さが良い」とのこと!
そのままフレッシュに頂くのはもちろん美味しいですし、
フレッシュのまま薬味としても良いですが
試作、第一段としましては
薄蜜煮
甘露煮にしてみました。
金柑の甘露煮のような感じですが
金柑よりは粒が大きいので中心にフレッシュ感が残り
美味しい~~~
器に盛ってみましたが器を選びませんね!
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どの器でも映えますね♪
世界一小さな蜜柑として
ギネスブックにも登録されている
桜島小みかんは、
小さいが故に
使い方が面白い
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釜にして
器の替わりに、ちょうど良い
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お肉にも合います
和牛を塩胡椒で焼きお酒とお醤油で仕上げます。
菜種をあしらい
桜島小みかんの皮で香り高いみかん胡椒を作り
お肉と一緒に召し上がっていただきます
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桜島小みかん胡椒が
お肉と良く合いますよ~
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