これでは美味しい果実は市場流通には乗らない。
匿名を条件に優秀な果実の生産者がその心うちを語ってくれました。市場は考え直さないといけないだろう。
これは本音ですから、説得力があります。
西洋なし「コミス」
市場の仲卸さんも2世3世の代になり世代が変わりました。
ところで大手の市場は昔から集荷努力をしなくても、向こうから荷物がやって来ますから・・・
集まった中から仲卸は気に入った品を選べばいいんです。
2代目は量販店のバイヤーと上手くつきあっていればそれで良い・・・。
そんなのが多いですわ~(笑)
バイヤーはバイヤーで「俺にこの産地を勧める理由は?」とか「どんなこだわりのある産地だ?」などといいながら、産地(園地)視察に来ますが、チョロイです・・・(笑)
完熟を過ぎた選果落ちの桃を求めて毎日100名近い行列が選果場にできるって話しをすると、身を乗り出して来ます・・・。
「格外が無理ならそれに近い完熟を売りたい」と喜んで帰って行きますが、1・2回送れば「日持ちが・・・」と言ってほとんどがボツに・・・(笑)
結局は、「見た目」「日持ち」「値段」「安定供給」の『定番』です~(笑)
私は『味』は二の次の評価に我慢できずネット販売を始めました・・・。
これが果実が市場流通を離れている大きな理由の一つです。もう果実は市場流通が50%もないのですから。いや果実だけではありません。
果実で道ができれば野菜だって追随していきます。反省したいものです。
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