いまいちご販売をみると、栃木の「とちおとめ」と福岡の「あまおう」では小売価格は「あまおう」が2,3割高です。生産量はとちおとめが多いのですが単価的にはあまおうが勝っています。
産地の販売戦略でどこにその違いがあるのでしょうか?
30余年前、福岡、JAふくれんの販売戦略は「博多万能ねぎ」をブランディグしていちはやくマーケティングに取り組んだ実績があります。 そうした力を原動力として農協共販を推進させました。
農産物販売のなかでマーケティングという言葉が使われました。広告代理店の博報堂を使いコマーシャルも展開しました。
トラック輸送からJALカーゴ利用で「空飛ぶ野菜」となりました。JALのスチューワデスに博多万能ねぎを持ってもらった写真は鮮度と信頼感をアピールしたものです。
市場の若きせり人は産地形成の仕方を「博多万能ねぎはこうして生まれた」から学ぶことができます。参考になれば有難い。
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