物流業者は流通の現場をよく見ている!
あまり論じられないことですが、市場関連の物流業者は市場流通の現状を誰よりも早くキャッチしています。
とくに大田市場を中心に荷物が多い、少ない。どこの卸が仲卸が元気よく荷物を動かしているなど最新の情報を体感しているのです。どんな統計情報よりも早いし正確です。
いま市場は臨時休市は撤廃しないし産地開拓の努力もしていないから、市場外流通が拡大していくのは間違いないところです。
いまどきスーパーやデパートなどの小売業で呑気に休日をとっているところはありません。なのに臨時休市とバブル時の慣習を引きずっているのは市場だけです。
市場が休みボケしているとき、オイシックス、らでぃっしゅぼーやなどは生産者と実需者の間をとりもってビジネスを拡大しています。アメリカではアマゾンまでが食料品の配送に乗り出している時代です。アメリカで見通しがたてば日本でもやがて本格的に導入されるでしょう。
AIの導入、ブロックチェーンの普及にチャレンジしている勢力もあります。こうして市場外流通が急速に拡大している時に市場の経営陣の現状認識には呆れます。
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