岡本 よりたかさんからシェア
【気づいてください!遺伝子組換え作物は「いのちのリレー」を違法にします。】
遺伝子組換え作物反対の動きが世界中で活発になってきています。推進派は先進農業技術として歓迎し、効率性の向上、機能性の向上を訴え、農家の生活向上に貢献し、世界の飢餓を救うと言います。
しかし、現実には除草剤という農薬使用の劇的増加、小規模農家の破産、利益の偏重が起き、世界の経済格差が広がり、貧しい国はさらに貧しくなり、飢餓に拍車がかかっています。
TPPの参加が決まれば、その遺伝子組換え作物の栽培が、日本でも本格化する可能性があります。その遺伝子組換え作物で最も恐れるべきなのは、自家採種を違法とすることです。つまり「いのちのリレー」を違法にするのです。
今までも自家採種禁止の種子は存在します。それは、種子会社との契約、相互利益分割と、交配種の第二世代の品質が安定しないという理由で、種苗法の範囲の中でのものでした。
ところが、特許法によって保護ざれた遺伝子組換え作物は、協定違反や契約違反ではなく、特許侵害となるため、自家採種を行った農家は莫大な損害賠償を要求され、訴訟費用の負担等によって破産の道へと進みました。しかも種子が高騰し、謳い文句ほどに収量が上がらず、インドでは借金苦で自殺する農家も出てきました。
種を蒔き、作物が実り、新たな種が生まれ、そして再びその種を蒔くのは、生物にとっても当然の権利であり、数億年と続いてきた「いのちのリレー」は、地球にとっても農家にとっても、絶対に守られなければならない大切な権利です。
モンサント社を始めとする多国籍アグリバイオ企業は、その「いのちのリレー」を禁止し、世界中の食料栽培の権利を手中に収めようとしています。一部の企業が、世界60億の人間や家畜が食べる食料を牛耳るわけです。しかも、それは悪質な手段を使って成立させた法律を利用してです。そんなことが許されるはずがありません。
日本は、食料自給率40%と言いますが、現実は、農薬、肥料が他国のアグリバイオ企業の寡占状態にあり、さらに種子まで独占されれば、日本の自給率は0%。つまり農薬、肥料、種子の輸入がストップすれば、日本人全員が餓死することに繋がりかねません。
是非、貴方の周りの皆さんにも気づいてもらえるように、この事実をシェアで伝えてください。「いのちのリレー」を違法化する馬鹿げた遺伝子組換え作物に、反対の意を持ってもらうよう説得してください。それが貴方の明日の食料を守る第一歩になるかもしれません。
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