宮城県には81,980戸の農家があり、そのうち規模の大小はあるものの農産物を販売している農家は64,430戸。
お米を主力に販売している農家は43、000戸。そのうち、ひとめぼれ(硬質米)栽培が80%と多くササニシキは平成10年対比でみると三分の一に減少している。
そこで一昨年、ササニシキ(軟質米)ファンの声に支えられ「ササニシキ復活プロジェクト」が結成されササニシキ栽培に取り組んでいる。
しかし、ササニシキは栽培に手間がかかり、白く濁りやすく2等米だ出やすいのでなかなか復活しない。なにしろ1等級差で700円もあるので、このプロジェクトなかなか拡大・発展できない。
ところで今年の米の小売価格は昨年より高値傾向で推移している。
さらに農協に出荷するより自分で販売するほうが高く売れるとあって、農協は集荷に苦慮しているようだ。
そこで農協は1俵当たり15%(2000円ほど)プラス提示して高く集荷。
ともあれ個別所得補償制度に対して国民は1兆円を負担していることになるが、米の販売が今後どう推移するのか注目しておこう。 |
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