最初キーツはアーウィンとともにアメリカのフロリダから、1954年に台湾に導入された豊産性のある品種で収穫期の遅い晩生品種。
キーツはアーウィンの出荷が終わる8月の間頃に収穫期を迎え市場に出回ります。収穫期を9~10月まで伸ばす事が出来ます。
キーツは病気や害虫に強くミバエによる被害も比較的に軽いが、果実が大きく育ち過ぎて900gを越えると、果肉が劣化しやすい。
もちろん宮古島は亜熱帯の気候で加温することはないので無加温栽培で適地適作です。
遠藤さんはこのマンゴーを次のように紹介しています。
「宮古島マンゴーは亜熱帯の太陽と琉球石灰岩で透過された天水、ミネラルを多く含んだ土壌、豊富な自然の恵みをたくさん受けて実をつけます。とりわけキーツマンゴーはマンゴー生産量の5%程の幻のマンゴーと言われています。
マンゴー栽培はアーウィンマンゴー2/3とキーツマンゴー1/3の割合。
キーツマンゴーは収穫から1週間から10日くらいは常温で追熟させるため、海外でも発送可能かと考えました。逆に追熟を知らずに食すと固くて酸味の強い最悪のマンゴーになってしまいます。消費者にはこの食べ頃をどう見分けさせることかが課題になってます。
昨年はキロ3000円(送料別)で販売しました。今年も目標価格は同じです」
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