ブログ用に検索エンジンを搭載していますと、逆にいまネット利用者の皆さんどういうことを知りたがっているのかが分かります。
昨日は休日にも関わらず長野県がさかんに「大阪、仲卸、倒産」というキワードで検索をかけてきました。
昨年の暮れに主力産地の消息筋によると「今年は一年かけて関西市場からいかに撤退するか」を検討する年であったといいます。
こうした一連の動向をつなぎ合わせていくと、いまの流通業界の状況が掌握できます。
仲卸どころか昨年の暮れ京都市中央卸売市場の卸が廃業。さらに年明けには尼崎の卸が廃業し経営が悪化しているところが増えています。
いま卸は産地には足を運ばなくなりました。また外食産業や量販店の新規開拓に動けるところも少ない。ましてやネット利用の営業展開など皆無に等しい。
あるのは「臨時休市」をもっと増やせという要望だけでは何をか況やです。
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