「ミカンの色素」に予防効果? 女性の骨粗しょう症

 

 共同通信によると、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は21日、ミカンに多く含まれる色素「β―クリプトキサンチン」が、閉経後の女性の骨粗しょう症予防に役立つ可能性が高いとの調査結果を発表した。

 この色素は骨密度を維持する働きがあるとみられ、農研機構は研究を続けて詳しいメカニズムを明らかにする。

 調査は、ミカンの産地で有名な浜松市(旧三ケ日町)で457人を対象に2005~09年に実施。閉経後の女性で、ミカンを毎日4個程度食べて色素の血中濃度が高い人は、毎日食べない人に比べて骨粗しょう症の4年以内の発症確率が約9分の1と低かった。





 

 

 

 

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