【あじさい】
梅雨時期の花といえばあじさい。
通勤途中、雨に濡れたきれいな花が目にとまります。
あじさいの色には青系と赤系がありますが、日本には青系が多いといわれています。それは、土壌中のアルミニウムをあじさいの根が吸収しアントシアニンという色素と反応して青系になるそうで、日本の土壌にはアルミニウムが溶けやすい酸性の土壌が多くあるためです。
逆に、アルミニウムが溶けにくいアルカリ性の土壌では赤系になります。
この色の変化、理科の授業で習ったリトマス試験紙の反応に似ていますよね。反応する色が逆ですが・・・。
なかには、同じ株でも根が吸収するアルミニウムの濃度の違いにより、赤系、青系の違った色の花が咲く場合もあるようです。皆さんのお住まいの地域にもあじさいの名所があると思いますが、花の色をちょっと気にしながら散策してみてはいかがでしょうか。
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