よく似ているので、つい、・・・
皆さんは写真左側の花をご存じですか。(実は、この花が開花するのは5~6月ですが、果実がなるのがちょうど今頃の時期です。)
原産地は中近東、地中海沿岸、アフリカ北部といわれています。
主に果実から油を採るために栽培されており、世界で生産量が一番多いのはスペイン、日本では香川県です。
今からおよそ5~6千年前には、作物としての栽培が始まっていたとのこと。
9月下旬~10月上旬に花を咲かせるギンモクセイ(写真右側)とよく似ていますが、それもそのはず、どちらも同じモクセイ科の植物です。
答えはオリーブの花です。
最近では、表葉の濃い緑色と裏葉の銀色のコントラストや樹形が美しいことから、庭木や鉢植えとして楽しむ方も増えているようです。
秋に咲くギンモクセイを見て、「オリーブの花に似てる!」と思った担当。
オリーブといえば果実を連想する方が多いですが、とても可憐な花を咲かせます。
春になってギンモクセイのような花を見かけたら、ぜひオリーブのことを思い出し、観察してみて下さい。
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