ととけん
岡山県以外ではほとんど食卓に上ることがないこの魚(写真上)は、透き通った白身は旨みが強く大変美味なのですが、小骨が多いのが玉にキズ。
「○○の味、小骨がなければ献上品」といわれています。○○に入る魚はどれですか。
①カド ②ナカズミ ③ハダラ ④ヒラ
これは、日本さかな検定(愛称:ととけん)の1級の問題です。
“魚を学び旬をおいしく食す”「さかなの国 ニッポンの検定」として今年で8回目の開催を迎えます。毎年、魚に関心のある一般の方から、水産関係、飲食店のプロまでが挑戦。
受検者も園児からお年寄りまで幅広く、親子三代で受検、合格という方もいるそうです。
さて、問題の答えは④ヒラ。
その名のとおり平べったい魚で、薄造り(写真左下)にしても煮付け(写真右下)にしても上品で深い味わい。
でもハモに負けず劣らず小骨が多いため、残念なことに岡山県以外で食べられることはほとんどありません。ちなみに①はニシンの、②はコノシロの成長段階名。③はサッパの地方名です。
出題レベルは3級(初級)~1級(上級)で、基礎知識から最新動向まで広範囲に出題されます。今年は6月25日(日)に全国9地域で開催されます。
今年はどんな問題が出題されるか楽しみです。
写真提供:JF全漁連
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