【何か入れますか?】
夏の定番の飲み物“麦茶”。「六条大麦」、「二条大麦」などを焙煎加工して作られます。
大麦は、今から2500年ほど前に、栽培植物として伝播し、日本全国にひろがったと考えられています。
大麦を炒って飲料にする風習は、緑茶の普及するはるか以前からあり、平安時代より室町時代までは、おもに貴族が飲用し、その後、戦国の武将たちも愛飲していたんだとか。
江戸時代末期になると、お茶がわりとして商品化され、今でいう喫茶店のような「麦湯店」なるものが出て、大いに繁盛していたようです。
麦茶にはミネラルが含まれ、また、香ばしくすっきりとした味わいも、大人から子どもまで幅広く愛飲されてきた理由かも知れません。
ちなみに、担当Oが子どもの頃に飲んでいたのは、おかんがやかんで煮出し、砂糖を入れたもの。周囲に話すと驚かれますが、砂糖ではなく塩を入れて飲むところもあるようです。
皆さんはストレート派、それとも何か入れる派ですか?
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