紅芯大根
料理店からの紅芯大根の注文に対応した貿易会社の社長。
彼はそもそもは国内産地の対応を考えていた。「紅芯大根」は中国原産であるが国内では静岡、神奈川、長野が産地である。
長野の市場に打診して集荷を依頼していた。
しかし、市場の担当者はこの炎天下で集荷に汗をかきながら走り回ることをしなかった。最終的に「集荷ができない!」とあいなったのである。
そこで急遽、中国へ連絡、対応に出た女性は「オーケー、サンプルをすぐ送る」と話を進めた。
一事が万事、最近の市場の担当者は仕事をつくるという努力をしない。面倒な仕事なら断るというのがセリ人の一般的な傾向。堕落しきっている。
このように、残念ながら自ら市場外流通を助長しているのである。こんな市場ならもういらないだろう。
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