春の味覚の王者
竹かんむりに旬と書いて“筍(タケノコ)”。タケノコは、文字通り、竹の地下から枝分かれした幼茎のことで、「古事記」にも登場するなど、日本では古くから食べられている春の味覚です。
このタケノコ、新鮮なものは生でも食べられますが、「掘ると同時に湯をわかせ」といわれるほど、時間とともにえぐみが強くなります。
一般的に、アク抜きには、米のとぎ汁やぬかと一緒に茹でる方法が広く知られていますが、今日は違う方法をご紹介。
それは、大根おろしを使うというもの。おろし汁をボールに入れ、同量の水で薄め、1%の濃度になるように塩を混ぜます。
その中に、皮をむき、半分または4つに切った生のタケノコを2時間ほど浸しておくだけ。長時間茹でないこの方法だと、旨味と風味の流出が少ないのだとか。
この方法で下処理したものをこんがり焼いていただきましたが、本来の野性味が感じられて美味しかったですよ♪
クックパッドの農林水産省公式キッチンでは、他にもタケノコを使ったレシピを掲載していますので、ぜひご覧下さい。
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