とうもろこしの国内輸送増加への期待(大連港)

eaa03db9cf8c6185eaeca13c28569780海外食料需給インフォメーション 

-農林水産省政策課食料安全保障室ー

 

 

 

 

とうもろこしの国内輸送増加への期待(大連港)
Hope to increase domestic transport of corn at the Port of Dalian in China

 

 

中国・大連港1-1

 

中国・大連港1-2

 

本日の写真は、中国の大連港です。同港は中国東北部最大の港で、写真奥に立ち並んでいるのが穀物のターミナルエレベーター(貯蔵施設)です。

大連港は、海外から大豆等を輸入する港であるとともに、国内有数の穀倉地帯である黒龍江省から鉄道で運ばれてくるとうもろこしを、飼料工場やエタノール工場が多い中国南部等へと積み出す港でもあります。

同港での国産とうもろこしの取扱量は、2007年以降の政府による臨時買上げ・備蓄政策などの影響で、伸び悩んでいるそうです。

このため、2016年10月に同政策が廃止されたことを受けて、今後、国産とうもろこしの流通量が増え、状況が好転することを期待している業者もあるそうです。

◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」

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