平成の米騒動をご存知か?
いま熊本の八百屋さんも悲鳴をあげています!
実況中継するならこうです。(ツイッターからRT)
キャベツ(寒玉)・・・2500円超え!6玉で2500円付いてきたし(前取)。
青ネギも入荷が少なくて高値160円台。
大根(10キロ箱)2500円台。南の県では、まだ高いらしいです。3000~4000円?
昨日から小ネギがいきなり束(100g)300円台に乗っかってますね。
レタス、良いものは箱6000円台で推移。
天草の市場に通う人がこっちに持ち込まれて(転送)ました~( ´艸`)
農協出荷の土もの、25・26日で終了してます。
また注連縄(しめなわ)・・・熊本ではメジャーな丸型の物が高値1600円台まで行ったそうです。
👇下の物(25日の出始めは1000円台前半)が今日は3000円台からスタート!
==実況終わり==
しかし、ここで市場の経営者が考えておかないといけないことは、価格高騰の翌年には必ずシッペ返しがくるということです。山高ければ谷深しです。
ただでさえ市場外流通が拡大している時ですよ!
ところで平成26年で野菜の総流通量に対して中央卸売市場のシェアはたったの36.4%しかないのです。
3割台の流通量だったら、中央卸売市場に価格形成力があるわけがありません。6割以上が市場外流通をしているわけですから。
で、価格を決められないのなら、もう市場ではありませんよ!
さて平成の米騒動をご存知だろうか?
1993年(平成5年)の記録的な冷夏による米不足現象です。「大正の米騒動」と呼ばれる1918年米騒動に対して、平成の米騒動とも呼ばれています。価格がとても高騰したのです。
しかし、翌年需給が緩和されてくると米屋が次々と廃業していきました。これをきっかけに食管法が廃止され農業政策が大きく転換されていったのです。
いまや卸売市場法も廃止される可能性が強くなってきておりますから・・・。だから、こうした経緯を知っておく必要があるのです。
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