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代表理事 President · 2004年6月から現在
桑・カイコ・絹の新しい機能の解明とその利用方法の研究、それらの効果の普及活動
Studies, development and promotion of new functions and utilization of mulberry,silk-worm and cocoon.
先端部から5枚目までの葉は捨てないで陰干しを
桑の実の季節も終わりましたね。
北海道ではこれからってとこでしょうか。
今年は桑の実はどれくらい獲れましたか。
きっとたくさん獲れてにんまりされている方も多くおられるでしょう。
実をいただきましたから、桑の木にお礼をしなければなりません。
それには、まず枝の剪定です。今年実をつけてくれた枝を1芽だけ残して切りましょう。
新芽が出て、7-9月にかけて枝は十分伸びて、来年また実をつけてくれるでしょう。
肥料もたっぷりやりましょう。堆肥が良いのですが、無ければ、枯草を山のように木の周辺に積み上げましょう。キッチンから出る卵の殻は捨てないで、にぎにぎして細かく砕いて木の周辺にまきましょう。
量はいくらまいても大丈夫です。
卵の殻は中性の炭酸カルシウムですからいくら多くても土壌に影響することはありません。
むしろ、桑の成長にはカルシウムが必須ですので、十分まいておくことが大切です。
さて、切り取った枝ですが、枝の先端部から5枚目までの葉は捨てないで陰干ししましょう。パリパリに乾燥すれば、桑茶になります。先端部から5枚目までと言えば、6枚目以後を捨てるのがちょっともったいないと思われるかもしれません。
でも、先端部の葉にはもっとも多くDNJなどの有効成分が含まれています。
6枚め以後も使えば、せっかくの高濃度が薄まってしまいます。
自作桑茶ですから、少し贅沢に作りましょう。
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